ゆいなです。
3月10日(土)にCogBot勉強会に参加してきました。
名古屋での開催は初とのことで、ちょっと興味あるから行ってみようレベルで行った感じ。
内容のまとめとかを書いていこうと思います。
イベントのconpassはこちら
勉強会の内容
Cognitive Services 概要説明
人工知能(AI)ができること
人工知能とは
- 人間の知能そのものをコンピューター上で実現したもの
- 人間が知能を使って行うことをコンピューターで実行するもの
AI = BigData + MachineLearning
1.予測モデルの構築
2.予測モデルによる推定
AIでできること
- 分類
- 回帰
- 異常検出
- データ構造
- 強化学習
人間の考え方をプロセスの組み合わせで実現する。
画像分析に必要な技術
- 画像領域をオブジェクトとして認識
- 認識されたオブジェクトを識別
MicrosoftのAIは画像認識が一番強い。
CognitiveServices更新状況
EmotionはFaceAPIに統合。顔認識登録が100万人までできるようになった。
基本的な使い方:AIに判断させる情報をAPIで送り、JSONで返す
Bot Framework 概要説明
Botとは/Bot Serviceとは
Botとは
入力を受け取って自動で処理するサービス
BotServiceとは
Botアプリを構築管理できるAzureのサービス
Azure上から2種類のアーキテクチャのどちらかを選択して使用。
Bot Serviceのテンプレート
- Basic
- Form
- Language Understanding
- Question and Answer
- Practive
BotServiceを気軽に作る方法としてBotBuilder SDK for .NET
を提供している。(VisualStudioで使おうとすると現在Winのみ)
ソースの構成
- Controller(リクエストの受信)
- 識別→Dialogに渡す
- Dialog(メッセージの処理)
- ダイアログを作るたび、StartAsyncを呼ぶ必要あり。(初めて対話する時に使う)
StartAsync(メッセージ開始)
↓
MassageReceivedAsync(メッセージ待受け)
↓
AfterAnswerAsync(メッセージ終了)
↓
MassageReceivedAsync(メッセージ待受け)
の流れを繰り返す
- ダイアログを作るたび、StartAsyncを呼ぶ必要あり。(初めて対話する時に使う)
BotServicesのデバッグをするためには
Bot Framework Emulator(デバッグ用エミュレータ)を使用する。
インストーラーなどなどはGitHubに置いてある。GitHub - Bot Framework Emulator
LT
CognitiveService使って作ってみた系のLT
- これまで作ったBotツールの紹介(&クラウド破産した話) 龍一郎さん
- キヨちゃん人形会話ツールを作ってみた yamasakiさん
- 音声認識→言語翻訳(日本語→英語)→感情値算出して画面に表情として出力
ハンズオン
今回はブラウザ上でBotの作成を実施。
Botのソース構成の理解を中心に進めていました。
ショートセッション
機械学習・深層学習とは
機械学習(ML)とは
- 解きたいタスク(T)
- 解いたときの性能(P)を評価
- 解くために経験(E)を積む(学習する)
→ 同じタスク(T)の処理を、経験(E)によって性能(P)を高めること。
機械学習には色々な理論を基に作られている。
深層学習(DL)とは
→機械学習の一つの手法。人間の脳に似せたアルゴリズムを採用している。
パーセプトロン → 多層ニューラルネットワーク
Rectifired Liner Unit
CognitiveServicesをハッカソンで使ってみた
ハッカソンにて優秀賞を獲得したIoT歯ブラシの技術概要
HACK-CHU! - 「“あったらいいな”を現実に アイデアを競うコンテスト」名古屋・中村区
感想
AI関係はすこし概要を知っている程度でどうやって実現するかをあまり知らなかったので、その部分について少し知見を深められたんじゃないかと思っています。
主に今回はBot方面が興味があったこともあり、Botに関してはもっと色々試してみたいなと思っていたり。
(つい最近個人Slack用にBot作ったのですがそれは次の機会に…)
次回も是非参加していこうと思います。
主にBotの人になれるように頑張ります